FXをやっている人は、私を含め、一攫千金を得てサラリーマンを卒業したいと思ってる方が多いでしょう。
そんな希望を打ち砕くかもしれないニュースが、9月の終わりに飛び込んで来ました。
FX証拠金倍率を引き下げ 10倍程度に、金融庁検討 リスク管理を懸念、最大25倍の規制見直し -日本経済新聞 2017年9月27日
金融庁は外国為替証拠金取引(FX)の証拠金倍率(レバレッジ)を引き下げる検討に入った。現行の最大25倍から10倍程度に下げる案が有力だ。外国為替相場が急変動した際、個人投資家や金融機関が想定を超える損失を抱えるリスクが高まっていると判断した。国内の取引高は約5千兆円に上る一方、FX業者への規制は銀行などに比べ緩い面がある。規制見直しで日本発の市場混乱を防ぐ。
金融庁はFXの業界団体、金融先物取引業協会と規制見直しに向け協議を始めた。早ければ来年にも内閣府令を改正して実施する可能性がある。
FXは少ない資金でもレバレッジをかけて大きな勝負ができるところが魅力です。
以前は全く規制がなかったようですが、破産の危険も大きいと判断されたのでしょう。
徐々に規制が入ってきています。
2010年8月までは 規制なし
2010年8月から 最大50倍
2011年8月から 最大25倍
現在は25倍なので、保証金は取引額の4%となります。
100万円(1LOT)の場合、4万円ですね。
これが10倍になると、10%が必要となります。
100万円(1LOT)の場合、10万円ですね。
とはいえ、保証金ギリギリではすぐにロスカットされるので、余裕が必要です。
資金が50万円の場合、これまでは10LOT持てたのが、4LOTまでとなる感じでしょうか。
資金が潤沢にある方は別でしょうが、資金のないサラリーマンが短期間で一攫千金を狙うのは、ちょっと厳しくなったかもしれません。
しかし、これは「勝てる」のが前提です。
「トレーダーの9割が負けている」という状況では、私を含めて救われる人の方が多いのかもしれませんね。
50万円の4LOTでも、月に100pips取る実力があれば、6年で億に達します。
(ちなみに、フルレバでやれば2年半です)
アインシュタインが、「人類最大の発見」と言ったように複利の力はスゴイです。
ともかく、「まずは勝てるようになってから」ですね。
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