トルコリラが大暴落しました。
8月初めまで、トルコリラ/円は、22円から23円付近でトレードされていましたが、その後、ジワジワと下落を始め、8月10日(金)の15時頃、17.1円まで一気に下落。
その後、少し戻しがあるも、22時頃、第二弾の下落で、レートは一気に115.8円まで暴落しました。
23円からだと、なんと30%!の下落率です。
ドル円だと、110円から80円まで一気に急落したことになります。
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
直接の原因は、アメリカの制裁(鉄鋼等への関税)が発動したことのようですが、大きな要因としては、トルコ政府の無策が招いた事態のようです。
暴落以前にも、トルコ円は下落の一途をたどっていました。
月足のチャートです。
2008年のレートは93円でした。
なんと10年で80円近くも下落したことになります。
トルコリラは高金利で有名で、1万通貨の保有で1日に約100円ものスワップがもらえる、スワップ狙いの代表格のような通貨ですが、これだけ下落するとスワップが多少あっても焼け石に水ですね。
実は私も、2月にコテンパンにやられ、裁量トレードに限界を感じていた時期に、トルコリラの長期保有を考えた時期がありました。
結局、リスクの高さにビビって、ドル円のナンピン生活を選んだのですが、一歩間違えれば全てを失っていたかもしれません。
実際、ネットではロスカットで何千万を失ったという悲報が多数あります。
以前、豪ドル/円でも同じような話がありました。
FXで「確実に勝てる」という方法は、やっぱりないんでしょうね。
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